飯能家作り-1-
12年前、中央線をどんどん西に向かって土地探しをして、三鷹から一駅ずつ青梅まで見てもなかなか気に入った場所が見つからなかった。
藤野に友達が住んでいたし、もっと西へ行かないと見つからないのかしらと諦めていたら、何故か地図上でま上に位置する飯能に心が動いてしまった。
それから2年近く探してやっと今の場所にたどり着いたのである。
決めては夜景がきれい(飯能の夜景がきれいなんて初めて聞いたと友達に言われたけど)ということと、3月だったので菜の花が一面に咲いていたこと。(最近菜の花は刈られてしまったけれど)
私は自分の家は自分で作ってみたいとずっと思っていた。だけど現実的にその技術も能力も体力もない。
でも内装だけならなんとかなるんじゃないかしら。
というわけで、家の壁と床と天井の仕上げは自分でやることにして、都内から飯能まで7カ月近く通って
ようやく完成。
漆喰の壁に思う存分、モザイクして出来上がった家は、床は柿渋で仕上げた。一生分の左官仕事をやっと終える事が出来てほっとしたのと同時に塗る作業に目覚めてしまったのである。
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